10月暴落で使えない指標に?信用評価損率はセリクラ察知の重要指標!

松井証券の信用評価損率の概念を覆された一カ月

信用評価損率って、「信用買いの評価損をどのくらいみんな抱えてるのか?」って指標です。ちなみにマザーズ市場の話。でも、個人投資家がどのくらい我慢してるかわかるので、管理人の感覚では、-20%OVERになってくると、信用取引のぶんなげでセリクラが起こり、日経平均や新興市場が転換する可能性もあるので、監視を開始し始めます。7月の上海総合指数が暴落した時にも騒がれました。その時に、どのような指標で、底値圏時の投資家の経験からくるツイートをまとめています。

▼7月の下落相場の時は、-25%で騒がれました。

松井証券信用評価損率とは?底値圏や天井圏の判断に有効な数値!

10月の大幅下落時の信用評価損率と日経平均終値

Point
・相場の底値メドを予測する時に使える指標
・過去は使えていたが、今使える指標か疑問の声

日経平均-800円の暴落した翌日に-30%をこえてます。個人投資家で、全力で信用取引していたら、資産が0になる計算になるレベル。この数値が当たり前のように出ている。感覚値だと-20%からそろそろ相場は反転だと予測していたのに、今年は、7月-25%、10月-30%となっています。

信用買いのロスカットが起こり、下で待ち構えているトレーダーが、ぶんなげを拾う展開が、今回は見られていない気がします。これから再度底値を試しにいくのか、-30%が底値だったということになるのか、注視しておきたい。

Point
▼松井証券の信用評価損率と日経平均終値
11月2日:-22.31%:22,243.66
11月1日:-25.51%:21,687.65
10月31日:-24.23%:21,920.46
10月30日:-27.69%:21,457.29
10月29日:-30.29%:21,149.80
10月26日:-27.91%:21,184.60
10月25日:-16.65%:21,268.73
10月24日:-13.30%:22,091.18
10月23日:-13.16%:22,010.78
10月17日:17.6%:22,841.12
10月16日:-11.89%:22,549.24

日経平均11月3日
引用元:株探より

投資家の信用評価損率に対する発言

みりおんせーじ氏がまとめて下さっていましたが、Bコミ氏の発言が、印象に残ります。信用評価損率って、ある程度相場に居る方だと、いつぶんなげが起こるかタイミングを見計らうのに使えていたんですよね。でも今年は・・・ことごとく下に突き抜けて-30%まで記録してしまった。

また、不調のそーせいやメルカリが、時価総額が大きく、指数寄与度が高く、被弾してる方が多い可能性もあります。