空中店舗フィルパークが武器!フィルカンパニーは郵政といちごと資本提携で株価も空中へ!

フィルカンパニーの株価が止まらない!

フィルカンパニーは、2016年の10月に上場したばかりの、新興企業です。わかりやすいビジネスをしています。土地のオーナーに、更地や駐車場の上部空きスペースを活用し、更なる収益をもたらす提案をしている会社です。

駐車場ビジネスは、近年土地活用の1つのケースになっていますが、駐車場上部に、上モノを作って、そこにコンビニや居酒屋等、テナントに入ってもらうわけです。そうすることで、平面じゃなく、立体的に土地を活用し、収益を増やすことが可能になります。

フィルカンパニーは、「空中店舗フィルパーク」を武器に、土地の有効活用の企画、実際の上モノの開発の管理、賃貸収入を得るためのテナントの誘致まで、全てを請け負って進めていく会社になります。

ありそうでなかった、目の付けどころがとてもユニークなビジネスだと思います。

そして、今後も成長していきそうなビジネスに、ブーストをかける資本提携が発表されました!

11月に入り、2000円から3600円に一気に株価が急騰している理由は何かまとめておきます。

空中店舗フィルパークのビジネスモデルは?

「大和田JOMU」が、フィルカンパニーについて、本当にわかりやすくまとめています。

企業の変化や有望な企業の兆しを見つけるのが早く、私もいつも彼のツイートから勉強しています。ツイッターをしている方は、フォロー推奨です。

下記3つのツイートで、フィルカンパニーのことは、解説までつけて下さっているので、理解できると思います。

フィルカンパニーの土地活用&投資回収への長所

投資用アパートも終焉を迎えていて、そしてマンション事業等をすると回収に時間がかかる。その中で、フィルカンパニーは、駐車場とテナント、両方から収益を確保することが強みです。基本的にマンション事業者だと、マンションの提案しかできない事が多かったり。そういう中で、フィルカンパニーは、投資回収を最大限にするためのトータルな提案をしてくれるようです。フィルカンパニーのサイトを見ると、だいたい、相談から建物ができて運用開始まで、半年後といったところでしょうかね。(私たち投資家が意識すべきは、業績寄与がどの程度先か?)

フィルカンパニーのビジネスを推進する強力な郵政といちごとの資本提携

11月7日に、第三社割当増資で、資本提携をすることになりました。

土地の仕入れや建物の開発にお金もかかることが多い。資本増強も、営業チャネルも遊休の土地の仕入れも販売スキームの構築ノウハウも、一度に手に入れた感じです。

郵政からはブランド力や遊休の土地、いちごからは営業力(販売企画も含めたノウハウ)のバックアップは非常に心強いと思います。

郵政と組む目的

▼下記は、第三者割当増資資料からの抜粋

日本郵政グループが保有する土地の空中店舗フィル・パークによる活用促進や郵便局来局者への当社サービスの周知等を通じて、地域の土地活用にお困りのお客さまに対して新たな選択肢となる空中店舗フィル・パークという土地活用方法を認知して頂くことにより地域の皆さまに貢献できるとの思いから、日本郵政グループとの業務提携契約を締結することを前提に本第三者割当増資についての協議・交渉を行ってまいりました。
その結果、当社として、総資産 293 兆円を誇る日本最大の企業グループである日本郵政グループの資本参加によって、信用力や財務基盤の強化につながり、日本郵政グループにおいては、グループのネットワーク、ブランド力等を活用した新たなグループの成長機会の獲得に資することから、平成 29 年 11 月 7 日に当社と日本郵政キャピタル株式会社との間に“空中店舗フィル・パーク事業の拡大を行うための長期的かつ戦略的パートナーに日本郵政キャピタル株式会社が就任し、双方の企業価値を向上させることを目的として、当社と日本郵政グループとの業務提携の推進等”を約した「業務提携に係る基本合意書」を締結するとともに、割当予定先として選定いたしました。

いちごと組む目的

土地持ちオーナーへの提案だけでなく、フィルカンパニーは、自ら土地を仕入れ、建物を開発し、投資家に販売するスキームを検討中です。今回資本が入り、お金のメドを立てると同時に、そういった販売スキームに強みのある、いちごと提携したわけです。

▼下記は、第三者割当増資資料からの抜粋

当社は、これまで独自のネットワークにより販売チャネルを構築してまいりましたが、中長期的な「販売スキーム」の更なる拡大のためには、土地や駐車場(コインパーキング)を所有していない多くのお客さまに空中店舗フィル・パークを提供するための販売チャネルの拡大及び販売スキームの確立を課題として認識しており、そのためには自社のみならず多方面の専門的パートナーと協業することが必須であると考えておりました。

当社の主に「販売スキーム」に関し、いちごグループとの新たな販売スキームの構築と販売を通じて、より多くの一般投資家の不動産投資ニーズを満たしながら当社開発物件の出口戦略を策定し、顧客である不動産オーナーに対するサービスの強化を行うことによって双方の企業価値の向上を目的とし、業務提携契約を締結することを前提に本第三者割当増資についての協議・交渉を行ってまいりました。

参入障壁や資本提携の効果に関する一歩踏み込んだ記事

フィルカンパニーのフィルパーク事業への参入障壁と郵政やいちごとの資本提携について整理

現在の株価は?

株価:3600円
時価総額:182億円
5MA:3182円
25MA:2171円

移動平均線とのかい離を見ると、いかに急騰してきたかわかります。
テクニカル的には、沸騰水準です。そして、増したん手前となる、日々公表銘柄となっています。

フィルカンパニー1115

まとめ

目先急騰していますが、時価総額200億円弱の企業に、郵政といちごの後ろ盾は本当に心強いです。

そして、何より材料が、かなりでかいと思っています。

直近の乱高下はあれど、一年先には株価は化けている可能性が高いのではないでしょうか。

投資は自己責任ですが、フィルカンパニーの急騰の理解につながったら幸いです。

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