TYK(東京窯業)は決算が良好
鉄鋼向けの耐火物の大手企業です。鉄鋼の大手メーカーのJFE系列であります。
TYKです。量子コンピューターで最近買われていたYKTとは別物の企業ですよ。
そして、決算まで、少し変わった流れでの発表だったの気になっておりました。
▼普通なら、下記のようなイメージなんですけどね。
好決算発表→上方修正発表→配当増額IR
▼今回は、下記流れでした。
配当増額IR→好決算&上方修正
明日の値動きが結構重要だなと。今後配当増額IRを出す企業を積極的に狙うかどうかの参考にもなる。
増額は1.5倍の4円→6円
前日に出た増配IRは、kabutanでは、下記のように報道されています。
単純に2円×株数(バカな計算してみましたがw)
「それくらい還元できちゃうほど、利益出たよ」って思っちゃいますよね。
だからこそ、本日の決算前に、株価も急騰したのだと思います。
11月14日は、始値427円、高値492円、終値454円
2017年11月13日15時30分
TYK、今期配当を2円増額修正
TYK <5363> が11月13日大引け後(15:30)に配当修正を発表。18年3月期の年間配当を従来計画の4円→6円(前期は3円)に大幅増額修正した。
実際の決算はどうだったの?
従来予想との比較
私的には、かなりよかったと思っています。四季報のコンセンサスも、下記画像の旧予想と同じです。
全てにおいて上回ってきている良い決算だと思います。
下期再度の上方修正もありそう
控え目な通期予想なのかなと感じました。下期偏重の業績ということもなさそうです。
経常利益の進捗率だと、半年間が終了した実績ベースで、68%に達します。
次の下期も伸びそうなのを感じていますが、その期間で、32%しか稼げないってことはないと思うので、再度の上方修正になると予想します。去年も、下期の方が伸びていますよね。
念のため去年の下期の経利も調べてみました。
▼17年3月期:1491
4-9:533
10-3:958
▼18年3月期:2130
4-9:1452(実績)
10-3:678?←ありえるか?もっと稼ぐはず。
テクニカルや需給は?
株価:454円
時価総額:206億円
5MA:416円
25MA:394円
需給もタイトで、まだまだ割安性を感じています。明日上髭を食いにかかるようであれば、500円台も見えてくるのではないでしょうか?
TYK
初動と捉えられる日を越えた出来高で、逆日歩が発生するほどの空売り。
400円以下で空売り入ってるから売り煽りも多いし、今日目立ったので明日以降狙っているノンホルダーも多いから話題に触れる方々も少ないはず。
東一割安株の第2派が来るかもとひっそりと考えました。
踏み上げられたらいい。 pic.twitter.com/sEEfYGRJiY— 応援@100万円チャレンジ中 (@oen0en) 2017年11月14日
まとめ
短期目線では、今日の上髭もあり、売りが出てくる可能性もあります。
PTSでは、売りが出ていて、下げています。
しかし、土石、ガラスセクターは、決算非常に好調で、下期も鈍化しないと見られています。
短期急騰の可能性もあり、中長期でも、まだまだ成長しそうと考えています。
純粋に進捗もよく、再度の上方修正も狙える良い決算だったと思います。
そして、私自身は、配当IRが先にくるパターンの企業には、今後も注目していこうと思います。
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