ファンダの基礎公式を網羅!信用倍率と貸借倍率の違いも解説!株価の計算に使ってみよう!

ファンダメンタルズ分析とは、簡潔に言うと、財務諸表の内容を見て、投資先を決める分析です。基礎的な公式が、頭に入っているかは、言わずもがな重要ですよね。自分で投資判断をするよりどころになります。そして、突然のIRで、上方修正発表時、妥当な株価をすぐに計算できるといいですよね。

今回は、ファンダメンタル分析のための公式をまとめてて下さったトレンド銘柄のKK氏の内容をもとにした記事です。

初心者が簡単に使えるファンダメンタル分析の公式

KKさんが、しっかりまとめてくれています。下記公式は、当たり前のように頭に入れておく必要があります。

PER、EPS、ROE、PBRで成り立つ公式は必須

PERとEPSから適正株価を計算することは、日常茶飯事。業界平均PERと比較して、その企業が低いか高いかも参考になりますね。特に、純利益(EPS)に変化が突然現れた時に、すぐにこの公式をこねくり回せると、今強気で買っていいかわかります(笑)純利益や、純利益を株数で割ったEPS、時価総額、PER、PBR、ROEは、それぞれ意味を理解しておかねばです。自在に計算できると、近未来の株価を想像できて、周りに流されることもなくなります。

信用倍率と貸借倍率の違いを補足

お勉強
信用倍率・・・前週末の「制度信用取引+一般信用取引」分の信用残から計算
→信用倍率の特徴:信用残全体からきちんと計算される信頼性
貸借倍率・・・日々の「制度信用取引」分の信用残から計算
→貸借倍率の特徴:一般分の信用残は計算されないけど、日々の状況はわかる速報性

制度と一般では、金利が一般の方が高いです。こちらは、個別にググって頂ければ。データ出るの遅いけど全体把握できるか、データ出るの早いけど雰囲気把握するかって話。

上方修正銘柄にファンダメンタルの公式を適用して実践

ソマールという銘柄に2017年11月6日に上方修正が出た時の私のツイートになります。

株価3220円(11月6日)でしたが、現在4350円(11月24日)に跳ね上がっています。

KKさんが、記載してくれている「PER=現在の株価÷EPS(一株あたり利益)」で計算できます。

「PER=現在の株価÷EPS」ソマールの株価割安性を想像

ソマールの純利が350から700に跳ね上がった時点で、EPSは単純に2倍になりますよね。一気に割安になることが想像できます。例えば、株価3000円でEPSが300円だった企業が、2倍だと600円になりますよね。突然すさまじく割安になることがわかりますよね。PER10倍から5倍になります。

株価3000円÷EPS300円=PER10倍

株価3000円÷EPS600円=PER5倍

株価=PER15倍(仮定)×EPS(1株当たりの純利益)に変形させて未来株価を計算

ソマールは、もともと割安だった銘柄ですが、今回純利益もっと増えるよ~という上方修正で、さらに割安になったわけです。純利が、実際どの程度で着地するかわかりませんが、控え目予想と、順調予想をしてみました。妥当なPER15倍、純利を700と1000で仮定して、今後の株価予測をしています。

「予想株価=PER15倍(仮定)×EPS(純利益700or1000/発行株数)」で計算できますね。それを私はツイートした形になります。そうすると、上記ツイートのように、株価が純利700で、5397円になります。個人的にソマールは、まだまだ割安かなと。これは、KKさんの公式の変形バージョンなだけです。将来の予想株価を自分なりの根拠でざっくりと計算できると強いです。是非実践してみて下さい!

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