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ファンダメンタル投資家の強い味方となるツールが、出てきました!様々な切り口での企業分析が可能になるツールです。そして、ツイッター上でも、公式アカウントが、どのような手順で銘柄選定をして、銘柄を分析すればよいか、レクチャーして下さっているのはありがたいです。
投資銘柄の絞り込み方がわからない方向けに、基本編として、公式がツイートしていた内容をまとめさせて頂きます。今回は、バフェット・コードのツールの使い方ではなく、効果的に使うために銘柄選定の仕方や、どんな観点で銘柄を分析し、数値に落とし込むかといった内容の解説になります。
どうやって投資銘柄を探すの?銘柄選定の方法は?
投資銘柄はどうやって探せば良いの?
という質問をよく受けますどうやって探しているの?と聞くと
多くの方がアプローチを少し違えているようです場当たり的だったり
網羅性に欠けたり
ロジックが詰まってなかったりあくまで基本編ですが銘柄探しの手引きをまとめました
参考になれば幸いです😆— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
①〜⑫を実践するのは簡単なことではありません。
時間も労力もかかります。
(バフェット・コードを使っていただければずいぶん楽になるかと)しかし、あなたの投資家・ビジネスパーソンとしての競争力を鍛えるのは地道な努力に他なりません。
一歩ずつ強くなっていきましょうね!😆— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
バフェット・コードへ
本当に視覚的にもわかりやすいツールです。下記画像を押すと、「バフェット・コード」に遷移します。ぜひ使ってみて下さい。
1.企業を30社リストアップしてみよう
①好きな会社・良く知っている上場企業を最低30社探す
あなたが普段熱中する商品・サービスを提供している会社を手当たり次第に見つけて、上場しているか調べよう。ポイントは「知ってる会社」ではなく、「猛烈にイケてると実感を持って言える会社」を探すこと!
これが本当に大事です。
— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
②好きな企業を探すコツ
・ZOZOTOWNをヘビーユースするならスタートトゥデイを
・家電を買うときに必ず価格.comをチェックするならカカクコムを
・コンビニはセブンイレブン一択だというなら7&iHDを
・彼女へのプレゼントはいつも4℃というなら4℃HDを
・無印製品が好きなら良品計画を
という具合— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
③スーパーへ行こう
そんなに会社を思いつかないよ!というならスーパーに行ってみるのはオススメ。
スーパーはたくさんの会社の製品・サービスが並んでいてアイデアの宝庫です。水産、畜産、乳製品、スナック、出版、玩具、製薬、駐車場、不動産、流通、EC、小売(スーパーそのもの)、etc
— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
2.企業選定のポイントは?競合他社や関連業界を絞り込んで比較!
④30社見つかったら、実際によく儲かっていて、かつ長期的な競争優位を持つ会社だけ抽出する
ポイントは競合他社や関連業界と比較すること。
関連性のない異業種で比べても意味がないのです。
なぜならビジネスモデルや産業構造が違うので示唆がありませんから。— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
⑤比較について
■競合と比べよう
競合他社と比べて利益率が高いとか、業績が右肩上がりで伸びているとか■関連業界と比べよう
飲食店は利益率低くてレッドオーシャンだけど、その飲食店へ送客しているホットペッパーや食べログ(メディア)は利益率が高くて儲かりやすいとか— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
3.選定企業の優位性を探る!儲かる企業への嗅覚!
⑥選んだ企業が、長期的競争優位を持つ企業の特徴に当てはまるか確認する
たとえば、
・他社がマネできないことをやっている
・圧倒的なブランド力を持っている
・他社と同等のものを圧倒的に安く作っている
・毎年巨額の設備投資をしなくて良い
・ダントツ業界1位
・新規参入が困難
などがその証です— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
⑦⑥にあてはまる企業が10社になるまで探し続ける
儲かっている理由を知ることで、型のストックを増やしていこう
嗅覚がどんどん研ぎ澄まされていきますコツは、老舗企業はそこそこに、なるべく新しい企業で学ぶこと
環境変化は早いです。王道は押さえつつ、新しい攻め方を学ぶ方が今後に繋がります— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
4.優良企業の共通項を探そう!数字に落とし込み抽出可能な状態に!
⑧⑦の優良企業たちの共通項を探す
共通項を見つけて、3~5個の指標に落とし込みます。・営利率が30%以上とか
・上場して20年以上のガリバーだとか
・時価総額1,000億円以下だとか
ですね。— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
⑨注意点
共通項を探す際に注意する事が2点
⑴定性的なものも工夫して定量的な形に落とし込む
例.「圧倒的なブランド力」を指標で定量化する方法を考える⑵指標はシンプルに
複雑になると意味がありません。
例.「自己資本比率」と「ネットD純利益倍率」ならどちらかひとつで良いですよね— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
5.抽出した優良企業に目を通す!特徴を掴む!
⑩⑨の指標でスクリーニングする
共通項として見つかった指標でスクリーニングしてみましょう
あなたが見つけた素晴らしい企業たちと同じような企業を一気に探すのです⑨の設計が上手くいっていれば素敵な企業群が並んでいるはず
逆にマズければ、手を出すべきでない企業も混じっているでしょう— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
⑪銘柄チェック
検索したら一通りすべての銘柄をチェックします。
知らない会社もたくさん入っているはず。
未知のビジネスを勉強するつもりで確認するとモチベUP。なお目視でチェックできる数には限界があるため上限は200社とします。
100件未満になるのがベスト、500件以上だと条件がゆるいかも— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
6.どんな業界も、何度も繰り返すことで知見がたまる!
【最後⑫】①〜⑪を何度も繰り返す
ここまでの作業を定期的に何度も繰り返します。
大事なことは、たった1サイクルで終わらせないこと。紙の四季報が出るたびに
とある業界に興味を持つたびに
ボーナスが出るたびに
何度も何度も繰り返します。そうして知見は溜まり、嗅覚が鋭くなっていくのです💪
— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年7月28日
最後に
1つのセクターを突き詰めて、ある程度詳しくなったら、次のセクターを突き詰める。管理人は、こういうやり方をして、守備範囲を広げていきました。比較的、人生の身近なことから、ピックアップしていくと、企業選定もしやすいと思います。
提案して下さってるようにスーパーに行ってみるといろんな企業が目について、銘柄リストアップのイメージが、わくと思います。個人的には、国策や、旬のテーマの企業をピックアップして、比較に入る方法も、よくやります。投資家として、資金流入を予測し、その業界の競合比較や優位性を探ることは自然なことですからね。
興味ある業界の比較や、企業自体の財務情報等、バフェット・コードが活きる機会がたくさんあると思います。どんな観点で、ファンダメンタルを分析すべきかわからない方は、今回のバフェット・コード公式ツイートの通りに、分析してみるのはいかがでしょうか!?