FOMCパウエルFRB議長発言まとめ!2019年景気減速と利上げペース!

FOMCパウエルFRB議長発言 2018年12月20日

今年一年大きく注目されていたFOMC。初心者の方は、金利と利上げについては、株式市場含め全ての市場に大きな影響があることを理解しておくといいですね。ビッグイベントのFOMCを受けて、NYの株価は大きく下落。ダウ、ナスダック、S&Pともに、大幅下落ですね。経済成長の減速を受けて利上げペースを緩める声明文と見通しが嫌気を誘って、急落でした。

「さらなる段階的な利上げ→いくらかの段階的な利上げ」と文言が変化したことにすら、過敏にマーケットは反応します。

Point
景気が良いからこその利上げですが、そのペースが鈍化することによって、リスクオフモードに市場がなっていくことを、理解しておきたい。「FRBが景気減速を見通しとしてもっている!」と認識されて悲観されたと見られます。

利上げを嫌気したわけではなく、利上げペースの鈍化に嫌気

Point
来年3回だと思われていたのが、2回に減っています。つまり利上げ速度が鈍化してるということは、来年の景気鈍化、経済成長率の見通しが弱まったということを示唆していると市場にとらえられた可能性があります。

米連邦準備理事会(FRB)は19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3カ月ぶりの利上げを決めた。利上げ幅は0.25%で、政策金利は2.5%に近づいた。先行きの利上げシナリオも公表し、2019年の想定ペースを従来の3回から2回に引き下げた。20年までに利上げを停止する考えも示唆。15年末に始まった利上げ路線は転換点を迎えつつある。

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